筋肉は2種類
筋肉には大きく分けると「遅筋」と「速筋」があります。この2つの筋肉は、それぞれ特徴が異なります。
遅筋は酸素を使って活動する筋肉で赤っぽく、有酸素運動をするときに使われます。
日常生活の動きは遅筋が行っており、持続力が高いのが特徴です。速筋は糖質を使って活動する筋肉で白っぽく、走ったり重い荷物を持ったりと瞬間的に力が必要なときに使います。瞬発力はありますが、遅筋のように持続力はありません。
2つの筋肉は性質が違うため、鍛え方も違います。遅筋は主に有酸素運動、速筋は無酸素運動になります。
遅筋は脂肪を燃焼する働きをもっており、速筋は成長ホルモンの分泌を促す役割をもっています。
成長ホルモンは筋肉や骨の成長、代謝にも大きく影響しています。人の体は20歳をピークに、成長ホルモンの分泌量が減少します。